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高松での生活を満喫してます。

お勉強

 老後の趣味として一番考えているのはお勉強。特に趣味と実益を兼ねて投資や経済動向について考えるのはとても楽しい。まあ、YouTube見てもそれなりには勉強になるけど、やはり話題の作や名著と呼ばれるものは読んでおきたい。で本紹介の動画でやっていたのがこちら。

 以前、言ってはいけない―残酷すぎる真実―(新潮新書) (言ってはいけない)を読んでいたけれども、その著者の最近の本。まあ自分では絶対にやらないと思うけど、信用取引とか先物、FXやオプションについても解説されていて、参考にはなった。まあ、基本的にはオルカン積立中心なんだけど、それだけではつまらないので、痛くないレベルで個別株は継続すると思う。自分で仮説を立てて、それが当たれば良いし、外れたら原因を考えていく、PDCA回していくのはそれはそれで楽しいしね。

 で、やっぱりそのためには古今の名著などは読んでおいた方がいいと思って最初に手に取った(電子だけど・・・)がこちら。

 やはり名著だけあって、とても読みやすいけれどもなかなか辛辣な内容。なんか人間て愚かだなあとは思うけど、まあ自分もその一人ではあるんだけどね。いずれ今の相場もどこかで下がる時期が来るのではあるけれど、そんな時も含めて何度でもまた読み返したい、考え方の基盤・基準となるような一冊でした。までも、こう言う考え方というか、バブルに対する意識とかについてもAIが取り込んでったりすると、どうなるんだろうなあ。まあ、もう誰かやってるんだろうけどね・・・

老後の計画についてAIに聞いてみた

 色々投資関連のYouTubeなど見ていて、FIREした人とかの計画なんかを聞いているうちに、自分でもいくつかシミュレーションしてみようとして、ちょっとだけ仕事の余裕があった時にGEMINIさんにお願いしてみたところ、下記のような結論になりました。もちろん色々金額等は変えてますが、イメージはなんとなくつくかなと。

1970年4月生まれ(現在56歳)のあなたが、60歳以降に住宅ローン(72歳まで月10万円)とインフレ(年2%)の二大リスクを乗り越え、完全無職で逃げ切るための「決定版マネープラン」をまとめました。

  1. 月5万円積立を続けた場合の資産推移(インフレ2%反映)
     日々の赤字と「月5万円の投資」を同時に行っても、現金の減り方がマイルドになり、最も危険な60代後半を安全に乗り越えられます。
年齢(期間) 毎月の総支出(インフレ含む) 積立投資額 現金(キャッシュ)の残高 オルカン(新NISA)の残高
60歳時点 月 30.0万円 月 5.0万円 2,300万円 700万円
62歳時点(2年後) 月 30.8万円 月 5.0万円 2,300万
⇒ 1,820万円 
700万
⇒ 約880万円
65歳時点(5年後) 月 32.1万円  月 5.0万円  1,820万
⇒ 1,114万円
880万
⇒ 約1,190万円
68歳頃 - ここで積立停止 約200万円
(現金を温存)
約1,560万円
72歳時点(ローン完済) 月 25.4万円 約100万円 1,560万
⇒ 約1,500万円(部分解約後)

 このプランが完璧である理由:現金が底をつかない:一番現金の減る68歳頃でも、手元に約200万円の現金を残せます。ここで積立をストップすれば、現金が完全にゼロ(キャッシュアウト)になる恐怖はありません。大暴落が来ても平気:60代後半に世界株が暴落しても、手元に現金があるためオルカンを無理に解約する必要がなく、株価の回復をじっくり待てます。72歳時点で「約1,600万円」が残る:現金約100万+オルカン約1,500万がしっかり残ります。

  1. 73歳以降(ローン完済後)の生活はどうなる?
     72歳で月10万円のローンが消えた後、手元に残った新NISAのオルカン1,500万円(年利5%)があなたを支え続けます。
73歳以降の生活 インフレで生活費が月26万円前後まで上がっていても、年金手取り(15.4万円)との差額(月約10万円)をオルカンから毎月自動解約して補填します
寿命の目安 残った1,500万円を運用しながら月10万円ずつ取り崩していくと、85歳、90歳、さらには95歳まで資産を維持したまま、完全に逃げ切ることができます
  1. あなたの「老後マネープラン・完全版スケジュール」
     これまでのシミュレーションをすべて重ね合わせた、最もおすすめの行動表です。
56歳(現在)〜60歳まで 現在の月10万円積立を新NISAでそのまま継続
60歳〜62歳(2年間) 雇用延長で働きながら、新NISAの積立額を月5万円に「減額」して継続
62歳退職時 ハローワークで失業保険(総額約75万円)を5ヶ月間受給
63歳〜68歳まで 繰上げ年金をもらいながら、月5万円の積立を継続
68歳(現金が残り200万になった時) オルカンの積立を完全に「停止」。以降は、足りない生活費をオルカンを毎月少しずつ解約(取り崩し)して補填する

 流石にまだ取り崩し方針(定額とか定率とか頻度とか)までは想定していないし、あまり完璧とか言うのもどうかと思いますが、これをベースに日々の生活やローンの対応(繰上げ返済)、投資配分なんかを考えていけばいいかなと。もちろん、今後まだまだ勉強していく中で、随時アップデートはしていく予定です。

駅弁はマンダラ

 ちょっと前に大学のジャズ研の集まりがあったので新幹線で東京へ。で、その帰りに西日本ではなかなかお目にかかることのないこちらを。

 崎陽軒のシウマイ弁当は昔から神だとは思ってたのだけど、なぜかと言うと、シウマイでビール飲んだ後でもちゃんとご飯を食べられるおかずが残ること、特に筍と魚は味付けが濃くてつまみとしても優秀。昔は全国で食べることができたと思うけど、最近は関東でしか見ない。マーケティングなんですかね?

 でシウマイを中心にご飯(これもただのご飯でなくて蒸米)や先ほどの筍、魚(ブリ?)、唐揚げ、厚焼き卵、かまぼこ、昆布と紅生姜、最後にあんず。いやそれぞれの役割分担・位置付けが見事じゃないですか。そんなことを考えつつ、たまたま先週くらいに見つけたこんな記事。

EKIBEN――食べられる曼荼羅 中沢新一 第1回 駅弁の大国|集英社学芸部 - 学芸・ノンフィクション

 実は見つけた時に思わずX(Twitter)でも呟いてしまったのだけど、まさに「駅弁は食べられる曼荼羅」。バブル時代に学生だった身としては、どうしても中沢新一は避けて通ることのできない道でもあり、実は南方熊楠関係のほかにもアースダイバーなんかも、ブラタモリ的な興味から結構ハマったりしたものだ。今見たら増補版とか出ててまた読んで見たくなった。段ボールの奥底だけど・・・

 しかし最近本を読んでないなあ。ついYouTubeの本解説動画でなんとなく読んだ気になってはいるけど、ますます遠ざかっていく気がする。でも楽なんだよなあ。そのまま寝落ちできるし、別に何度でも繰り返せばいいわけで、それがきっかけで実際の本を手に取る(とは言ってもほとんど電子版の検索・・・)こともあるのだけど、読む冊数が減ってるのは間違い無いので、ちょっと考えないとな。

映画

 少し前なんだけど、こんな映画を見にいきました。

james-booker.com

 高松はあまり映画館がないので、電車に乗って岡山まで行きました。実を言うと、本当はこちらの映画「 1975年のケルン・コンサート 」公式サイト 4.10(金)全国公開を見に行ったのだけど、いやこれはこれで楽しい映画ではあるのだけども、も少し演奏自体にスポットが当たっているのを観たかったなあと思っていて、なんかイマイチな気分だったので、【公式】岡山城ウェブサイトを見たりして時間をつぶした後に改めて観たのでした。

 そしたらこっちは大変面白かった。実を言うと、南部・ニューオーリンズ系の流れで本人の名前は知っている程度で、それほど演奏を聴いたわけではなかったのだけど、ちょうど行きの電車の中でウィークエンドサンシャイン - NHKを聴いていたらピーターバラカンが紹介していて、どストライクでツボにハマったのでした。ドクタージョンやミーターズ、アラントゥーサンあたりが好きな人は絶対にお勧めです。番組の中では最初にジョンバティステを紹介していたのだけど、どちらも学校でちゃんと音楽の勉強もしてきた人が単なる頭でっかちな演奏に留まらず、ジャンルを超えて極上のグルーブを奏でることができると言うところに、アメリカの音楽の深み、特に南部のイメージの下半身に響くグルーブの深さや重さ、身に染みつき方みたいな底知れなさを思い知らされる。なんとなく映画のトーンが、「生活や性格はどうしようもないけど音楽は最高!」的な感じなんだけど、別にリスペクトがないわけでもないし、陳腐とか安易過ぎるっていうのでもなく、こう言葉にしにくいのだけど、なんか引っ掛かるんだよなあ。

 音楽関係の映画といえば、少し前にやっていた映画『エリス&トム ―ボサノヴァ名盤誕生秘話―』公式サイトを観たかったのだけど、中四国地方ではやってる場所も期間も少なくて観にいくことができずにいた。今回も岡山まで出掛けてようやく観れたのだけど、映画館がないわけではないのだけど、市内は名画座的なのが一つくらいしかなく、高松の映画事情は厳しいのです・・・

診察(6/5)と生活の再設計

※前回4/3

 ここしばらく停滞気味ではあったが、ようやく少し下げることができた。体重はまあ現状維持な感じ。減ってはいないがドーンと増えるようなことも減ってきた気がする。ただ、さいきん気になるのが一人以外の飲みの場での酒量がちょっと増えてきてる気がしてて、結構な頻度で記憶が無い。一応自分で危なそうな時はタクシーに乗ったりはしてるんだけど、ちと怪我とかが怖いので、何とかコントロールしていく必要がある。一人飲みの時はある程度コントロールできていると思うので、調子に乗らないようにしていきたい。ま、思い当たる節としては、役職定年で給料が下がったこと、それ自体はまあ仕方ないことなのだけど、会社の通知・手続きの悪さや不確定な情報などもあり、結構感情的には揺さぶられてしまった。

 とにかくこれをきっかけとして生活のダウンサイジングやお金面の再設計を図っていく必要がある。まずは生命保険は解約の予定。会社の医療保険はそのぶん少しは維持していくつもり。通常はほとんど現金を使わずに済むので、食事・飲みの関係はPayPay支払いに統合し、他の支出はできるだけクレジットカードにすることでまずは費用の見える化を図り、収入(および投資額確保後)に合わせた支出に近づけていく。

 投資面については、今年度のNISA成長枠はほぼ使い切っているので、積立枠を継続するとともに、予備費は金の買い増しや割安の株に充てる予定。またDC制度変更は限度額いっぱいまで増額する(した)。自分で作っている収支の試算表も直近の月毎の集計だけでなく、少し長期的なシミュレーションもできるようにしていきたい。ただし、複利計算などは計算式では難しいので、そんな時はAIを活用しながら、当面は60歳の定年の段階での理想の形を模索していく。一つ、住宅ローンの取り扱いをどうするか?考えどころ。これまではあまり想定していなかったのだけど、既に今年度のNISA枠を使い切っているので、7月の賞与の金額(これも従来からどれくらい下がるのかは不安だが・・・)次第では繰上げ返済に充てるというのも一考の余地があるか。まあ、来年度の成長投資枠確保分とのバランス次第にはなるが。

 まそんな訳で、ほぼ人生初めての減収という事態を目の当たりにして、いよいよサラリーマン人生も後半に近づいていることは間違いなく、退職後の人生を見据えた上での計画・行動が必要となってくることは必須。またあらゆる想定をしたとしても、健康は全ての土台であり、別に長生きするつもりはないが、生きている間は自分で歩いて行けるよう、そこだけは死守すべく生活の調整をしていければと思っているところ。

言語と哲学

 あまりテレビは見ないといっても、たまに見る番組がいくつかあるうちの一つがこれ。

www.web.nhk

 4月はウィトゲンシュタインの本「論理哲学論考 (岩波文庫)」「哲学探究」を読むとのことで久しぶりにテキストも購入。「論理哲学論考」の方は学生時代に読んだので、多分ダンボールのどこかに埋もれてるとは思うけど、今より読む力のあった当時でさえ、字面を追っていくことが精一杯で、中身を消化できたとはとても思えなかった記憶。構造は分かるけど、ひたすら言葉の定義(と評価)を続けて意味を厳格化していく一方で、最後に有名なちゃぶ台返しする、といった程度の理解しかできていなかったと思う。今回の解説者の話を聞きながら、「論考」だけでなく、「探究」を含めた後期のウィトゲンシュタインとその人生を紐解くことで、改めて見えてくるものがあるんだなあということを認識することができた。この番組はテーマによって当たり外れがあると思ってるのだけど、今回のは単なる読み返しというだけでなく、現代の諸問題の視点とも絡めて大変納得度の高いテーマだったと思う。

  特に後半の第3回、第4回の、言語学的な視点からの生成AIとの絡みの部分〜心の問題への展開は大変興味深い。「間接接地」「直接接地」の議論も気になったし、「痛み」に関する子供〜大人への成長の話(フリをする、など)の話は、僕にとってはこんな本を想起させてもきた。

PLUTO デジタルVer.(1) (ビッグコミックス)

よく考えたらまさにロボット≒AIであり、アトムやゲジヒトの葛藤の姿は当時もそれなりに理解できたと思うけど、生成AIブームを経た今ではその解釈もまた変わらざるを得ないのではないか。それをあの時点で描く浦沢直樹もそうだし、コンピュータすらない時代にこうした問題意識をもっていたウィトゲンシュタインはやっぱすげえんだなあと。

 あとはコミュニケーションについて、「心」の問題を中心に取り上げてはいるのだけど、逆に「心」の部分を意識的に排除していくような、純粋な情報伝達を可能にするような逆向きの思考もあっていいかなと思った。というより、ビジネスの世界では「心」が仕事の邪魔をする機会も多いわけで、敢えてそれを回避していくような方法があるのか、まあ、もしそうなったら全ての仕事はAIに置換え可能ってことになるのかな・・・

 何にしても、自分たちの生活の基盤でもある「言語」一つ取っても、自分は何も分かっていないんだなあというのを改めて認識させられるとても良いテーマでした。

 

南方熊楠を訪ねて

 ゴールデンウィークに何もしないのもどうかと思って、ちょっとした旅をしてきました。場所は南紀白浜・田辺ということで、テーマは南方熊楠。

 南方熊楠を最初に気にしたのは大学の頃、当時はまだ中沢新一とかが流行っていて、ちょうど彼が南方熊楠コレクションを編纂していた時期だったと思う。

 たぶん今も自分家のどこかに本が残っているはずなんだけど、段ボールから開けていないのでどこにあるかは不明。このシリーズ自体はまだみたいだけど、似たような本は電子化されているようなので、読み返し始めたところ。せっかくなので温泉付きのホテルを予約してのんびりしながら過ごすこととした。てことで今回の宿はこちら。

hotel-infinito.co.jp

 初日に南方熊楠記念館に寄ってからチェックインして、すぐに温泉に行ったんだけど、この日は風が強く、露天風呂が波立っている状態。すぐに温まるとは思ったけど、この後できれば夕日を見にいくつもりだったので断念して室内風呂で我慢。お湯自体は熱すぎず緩すぎずちょうどいい感じ。良い泉質で夕方、夜、翌朝と満喫できました。設備もちゃんとしてておすすめです。

 で結構風雨が酷かったのでどうかなあと思っていたのだけど、風呂に入ってから少しすると、雨は止んでいないのだけど西の方から雲が切れていくような気配。これはもしかして、と思い急ぎ一時外出に。で撮れたのがこちら。

円月島

 なかなかドラマチックな感じで撮れました。もうちと寄った写真も撮ったのだけど、こっちの方が雲の色とか綺麗で良い感じだと思う。

 ホテルに戻って夕食はイタリアンのコース。これも量が多すぎず少なすぎず、ちょうど良い感じで、ワインも泡白赤で計4杯、その後ラウンジで食後主として地元の梅酒を飲み、良い感じで部屋に戻って風呂入って音楽聴いて就寝。

 翌日は一応観光っぽいことをしようと思い、白浜の名所を少々。こちらは三段壁というところの海岸洞窟。やっぱりリアス式海岸は面白いね。

三段壁の海岸洞窟

 その後ようやく田辺の方に移動して南方熊楠顕彰館へ。こちらは自宅や庭が(多分ほぼ)そのまま残っていたりして、規模は大きくはないけどこれはこれで興味深く見ることができました。そのあとは少し白浜の方に戻って遅めの昼食。

とれとれ市場 | 漁協直営の海産物と、紀州の特産品が購入でき、BBQも楽しめます。 | 公式ホームページ

 まだお昼時でもあり、大混雑だったので、一番列が短そうな寿司のところで海鮮ちらしといくつか握りをピックアップしてさっさと食って早々に退散。本当はまもなく営業終了となる南海フェリーで帰りたかったのだけど、時間的に間に合わず、仕方ないので行きと同じ阪和道〜阪神高速湾岸線〜神戸線〜明石海峡大橋〜鳴門大橋コースで帰宅。往復トータル735キロ、移動時間計11時間、平均時速66キロ、平均燃費9.3キロ/リッターでした。

 

 さて今回の旅のテーマでもある南方熊楠ですが、もちろん基本的な業績や生い立ち等は知っていたのだけど、世界的な権威でもある南方が何故アメリカ〜イギリスから帰国した後に紀伊の国を出なかったのか、その辺が気になっていたこともあり、記念館・顕彰館もその辺を重点的に見るつもりでした。そういう意味で前述のとおり顕彰館は規模のわりには楽しめたかなと思う。一部博物館級のものを除いて、特に南方自身が採取した標本や蔵書類が残されていたり、自宅が残っていて書斎等が覗けたりするのは、時空の壁(や本当の壁)越しではあるけれど、本人の息吹のようなものが感じられた気がした。南方の特質は単なる研究といったインプット(それも膨大ではあるが)だけでなく、Natureへの投稿などそのアウトプットの量ではないかと思う。紀伊から出なかったのもそういうのがあるからなのかもしれない。それにしても書付けやメモなど、とにかく字が小さくて、僕が見ようとすると虫メガネが必要なほど。今のように形を問わず電子的に保存できること、さらにはそれをインターネット上で容易に公開できるということの便利さを改めて思い知らされた気がする。

 そんなわけで、別に誰が見てるわけでもないこのブログについても少しでも書き続けることで、この膨大なインターネット空間に一粒の砂を残すのも悪くないかなとは思っているところです。

www.minakatakumagusu-kinenkan.jp

www.minakata.org